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気持ちのいい晴天が続きます。 こんな日に仕事してちゃあダメだよ、あちらこちらからそんな声が聞こえます。 とは言っても、仕事をしないわけにもいかず、 せめて夕方ランニングをしていると、いつの間にかランニングコース沿いの田圃でも、 稲刈りを終えています。 私が小学生の頃は、稲刈りの終わった田圃は絶好の遊び場だったものですが、 今は田圃に入っている小学生なんか見かけませんねぇ。 また、ヘタに入ったら怒られそうな、世知辛い世の中でもあります。 さて、そんな世の中ではありますが、まだまだ人情の残っていそうな下町を舞台にした小説を読みました。 小路幸也さんの『東京バンドワゴン』。 帯の「古本、高値で買い取ります。事件、万事解決します。」にそそられて購入しました。 古本屋が舞台のミステリーなら、読まないわけにはいかないでしょう。 でも、あれっ?あんまりミステリーっぽくありません。 いろいろな事件は起こるし、家族(この家族がまた個性豊かな面々で)が力を合わせて謎を解いていくのですが、どうも謎解きという感じではないのです。 作者ご本人のホームページには「幼い頃に大好きだったテレビの〈ホームドラマ〉。向田邦子さんや久世さんが創り上げた世界への、僕なりのオマージュのつもりです。」とありました。 なるほど、“ホームドラマ”ね。 向田さん、久世さんと言えば、『時間ですよ』ですか? なんだかんだとドタバタしても、最後は大団円ってヤツですね。 そう言われると、確かにそんな感じです。 違うのは、銭湯ではなくて古本屋&カフェだってことですが、この舞台装置が実にいいです。 私が古本屋好きということを差し引いても、魅力的な設定だと思います。 今回は常連さんもほんの数人という感じでしたが、この舞台を生かせばまだまだいろいろなお客さんを登場させられそうです。 せっかくの設定ですから、是非続編をお願いしたいと思います。 さて、それでは次週の放映を楽しみにしていましょう。 本日の走行距離【34.8】km 本日のラン 6.04km 東京バンドワゴン
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