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zoom RSS 『チーム』 堂場瞬一

<<   作成日時 : 2008/12/20 21:18   >>

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箱根駅伝を学連選抜という視点から描いた作品です。

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今年の正月のハコネでは、学連選抜が4位に入賞したことで脚光を浴びました。
学連選抜が10位以内に入ると、10位までに与えられるシード権の枠が一つ減り、代わりに予選から上がってくるチームが一つ増える、なんてこともその時に聞いたような気がします。
だから、学連選抜の選手たちは、来年の予選を走るそれぞれの母校のために走るんだ、その時は単純にそう思っていました。

でも考えてみれば、チームが予選敗退して、仲間たちは走れないハコネを、自分だけが走るということに葛藤が無いわけがありません。

4年間共に苦労した仲間ではなく、寄せ集められた他校の選手と、本当にこのメンバーで勝ちたいと思えるのか?
襷をどうしてもつなぎたいと思えるのか?
何のために?

そんな彼らが、キャプテン・浦の努力のもとで少しずつ“チーム”になっていきます。

エリートゆえに他の選手のことを考えられなかった山城の存在と、そんな彼が変化していく様子は、ちょっとベタな感じはしますが、不快ではありません。

走っている最中の、各選手の心理描写には臨場感があり、まるで自分がハコネのコースを走っているような気がしました。
特に5区はよかった。

昨年は六郷橋、今年は蒲田の交差点で応援をしたのですが、来年はちょっと頑張って箱根あたりで応援してみようか、そんな気になりました。

ただ、残念なことに、この箱根駅伝の分野にはすでに三浦しをんの『風が強く吹いている』があり、あちらの方がキャラの個性が際立っていたように思います。
また、学連選抜という点では(ハコネではありませんが)、塀内夏子のマンガ『ROAD』があるし、どうしてもどこかで印象がカブッてしまうのは否めません。

ああ、でもそんな点を差し引いても、本書は十分面白かったし、きっと来年(って、もう10日後だけど)も応援に行こうと思わせてくれる作品でした(今度は学連選抜狙いで…)。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私も妻と今年箱根駅伝見に行ってきました。大平台のヘアピンまで行ってきました。登山鉄道がぎゅうぎゅう詰めで大変大変、でも選手をまじかで見るのもいいもんですね。
masa
2008/12/21 20:02
実際に見に行っても、選手はあっという間に通り過ぎてしまうし、見るだけならテレビの方がいいのかも知れませんが、多分今回も実際に見に行ってしまうだろうと思います。
chiezo
2008/12/21 23:38

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